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景気ウォッチャー調査結果(百貨店抜粋) <内閣府>

■調査の概要■
・調査の目的 
地域の景気に関連の深い動きを観察できる立場にある人々の協力を得て、地域ごとの景気動向を
的確かつ迅速に把握し、景気動向判断の基礎資料とすることを目的とする。

・調査の範囲 対象地域
北海道、東北、北関東、南関東、東海、北陸、近畿、中国、四国、九州、沖縄の11地域を対象とする。

・調査客体
家計動向、企業動向、雇用等、代表的な経済活動項目の動向を敏感に反映する現象を観察できる業種の
適当な職種の中から選定した2050人を調査客体とする。

・調査事項
景気の現状に対する判断(方向性)の理由及びの追加説明 及び具体的状況の説明
景気の先行きに対する判断(方向性)の理由

・調査期日及び期間
調査は毎月、当月時点であり、調査期間は毎月25日から月末である。

8月の動向
8月の現状判断DI(季節調整値)は、前月に対し横ばいの49.7 となった。

 家計動向関連DIは、飲食関連が上昇したものの、サービス関連等が低下した
ことから低下した。企業動向関連DIは、製造業が上昇したことから上昇した。
雇用関連DIについては、上昇した。
8月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差0.8 ポイント上昇の51.1 と
なった。
雇用関連DI は低下したものの、家計動向関連DI及び企業動向関連DIは上
昇した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差1.4 ポイント低下の49.6 とな
り、先行き判断DIは前月差0.5 ポイント低下の50.1 となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「持ち直しが続いてい
る。先行きについては、人手不足や海外情勢に対する懸念もある一方、引き続き
受注、設備投資等への期待がみられる」とまとめられる。
 ●全国の動向
 @景気の現状判断DI(季節調整値)
 3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、49.7となった。家計動向関連のDIは低下したものの、企業動向関連、雇用関連のDIが上昇したことから、前月に対し横ばいとなった。
 
 A景気の先行き判断DI(季節調整値)
 2〜3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、51.1となった。雇用関連のDIが低下したものの、家計動向関連、企業動向関連のDIが上昇したことから、前月を0.8ポイント上回った。
 
 
 ●景気判断理由の概要(百貨店)
(◎良、○やや良、□不変、▲やや悪、×悪)     
〔 現 状 〕
(東北)
今月は長く低迷が続いていた婦人服に回復の兆しがみられており、ミドルからシニアにかけての顧客層の売上が伸びている。また、気温が低いこともあり初秋物に動きがみられている。食品に関しても、七夕からお盆商戦にかけて土産品を中心に大きく売上を伸ばしている。
(北関東)
食料品、化粧品等の消耗品は堅調に推移している。依然として衣料品の不調が目立ち、ここ数か月、大きな変化はみられない。
(南関東)
クリアランスセールが終了しても、高額品から日用品までまんべんなく動いているということが、明るい材料として考えられる。
(東海)
高額品が好調で客単価は上昇してきている。売上は前年同期並みだが、販売量はやや減少傾向にある。
(近畿)
引き続き、富裕層を中心とした高額商品の動きが良い。また、客単価が高いインバウンド消費も継続的に伸びている。
(中国)
夏休みの催事で来客数が前年の103%になっており、上層階に配置した催事場から下層階の売場に客が買い回るシャワー効果で、売上高も前年をクリアする見込みである。
(九州)
上旬の台風の余波と臨時休業により週末の来客数が減少したが、平日は好調であった。台風の影響を除くと、来客数及び売上の伸び率は好調であった。また、購買客数・売上単価も堅調となった。外国船入港により外国人観光客も売上に貢献した。
(沖縄)
今年は旧盆の時期が前年より後にずれたことにより、8月がピークとなっている。衣料品は婦人物は苦戦しているが、紳士物のかりゆしウェアやバッグ類など、地元客の購買が高い。インバウンドによる化粧品の購買力も引き続き好調となり、店全体を押し上げている。
  〔 先行き 〕
(北海道)
8月の数値だけをみると、好転の兆しがうかがえるが、はっきりとした景気回復傾向と判断するにはまだ材料不足であるため、今後も大きくは変わらない。
(北陸)
マイナス要因として日経平均株価が下がってきており、富裕層の美術品や高級輸入時計などの購買意欲に影響が出ないか心配である。一方で、8月は久々に婦人ファッションの晩夏、初秋物の動きが好調に推移しているため、秋冬物商戦全体としては変わらない見込みである。

 

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